ここ数年で一気に広まった感のあるテレワークという言葉。一般的には企業などに所属しながら、自宅でネットを介して仕事をするということになりますが、ひとくちにテレワークと言っても働き方は様々です。
もちろん必ずしも会社組織に属している必要はなく、フリーランスとして企業の仕事を自宅を中心に請け負っている場合、それに出張などの滞在先や海外から仕事をする場合もテレワークと呼んでいます。
また、同様の意味でリモートワークという言葉も時々聞かれますが、リモートとは遠隔という意味で基本的にはテレワークと同じ意味になります。リモートワークのほうが比較的新しい言葉であり、ベンチャー企業やIT企業などを中心に使われることがあります。
では、テレワークをはじめるために必要なものをいくつか紹介したいと思います。
パソコン、ネット回線など
わざわざ書く必要もないぐらい当たり前のことですが、テレワークをするのにパソコン、それにネット環境は必須です。どこでも仕事ができる環境という意味ではデスクトップよりもノートパソコンのほうが使いやすいかもしれません。
また、ZOOMなどでオンライン会議をやる機会も増えるため、カメラが搭載されたパソコンほうがいいでしょう。
他には業務をするのに必要なソフトウェアなども必要です。基本的には会社のオフィスの自分のデスクで仕事をするのとできるだけ同じ環境を自宅に作り出すことが大切です。
長時間作業ができるデスクやチェアなど
急にテレワークをしないといけな状況になった人は、自宅に仕事スペースがないため、リビングにノートパソコンを置いて、ソファに座りながら仕事をしている人も多いかもしれません。
しかし継続的にリモートワークをするのであれば、ちゃんとした仕事スペースを確保したほうが絶対にいいでしょう。特に長時間パソコン作業を行う場合なんかは、少々コストがかかっても快適なチェアを使うことで疲労がかなり軽減される可能性もあります。
特に腰や背中などの負担が大きいと、作業効率が悪くなってしまうので要注意です。
効率よく仕事をするための周辺機器
できるだけ効率よく仕事をするためにはパソコン以外の周辺機器にも多少お金をかけてみるのもいいのではないでしょうか。必ずしもすべてものが必要というわけではありませんが、例えばモニタも2画面のマルチ画面にしたり、多機能ボタン付きのマウスに変えたりすることで、作業効率が上がることもあります。
キーボードなども会社で使うものはあらかじめ決められたものを使うのが一般的ですが、自宅で使うのなら少しでも快適にタイピングできるようなものや長時間使っても疲れないようなキーボードもありますので、こうした周辺機器を揃えるのも良いでしょう。
また、スマホやタブレットなどもうまく仕事に使うことで全体気に効率が上がることもあります。
モバイルでのネット環境やバッテリーなど
テレワークだからと言って必ずしも自宅でやる必要はありません。
必ずしも自宅でやる必要はないのもテレワークのいいところです。最近あちこちに増えてきたコワーキングスペースやカフェなどもパソコンとネット環境さえあれば仕事をすることができます。
そこで必要なのはモバイルバッテリーです。自宅なら電源は使い放題ですが、外出先だとなかなか電源がないところもあります。もちろんコワーキングスペースなどはほとんど電源を完備しているところもありますが、カフェなどでは電源を勝手に使うことができないことも多いため、モバイルバッテリーは必需品です。
またモバイルで接続ができる回線も必要になります。共用の無料Wi-Fiなどもありますが、セキュリティ面も考えると仕事で使うにはあまりおすすめではありません。
そこで便利なのが次に挙げるVPNです。
通信速度が速くてセキュリティも安全なVPN(プライベートネットワーク)
外でネットに接続する際に公共Wi-Fiなどのパブリックネットワークに接続するのは、それほど安全ではありません。特に仕事などの業務でネットを使う場合は共用のWi-Fiはできれば避けたいところでしょう。
そこで便利なのがバーチャルプライベートネットワーク、略してVPNというのものです。最近使っている人も増えてきて、けっこう名称も知られるようになってきました。
VPNを使えば通信内容が外部からは読み取ったりできないようにする暗号機能、それにトンネリング機能などがあるため、会社や取引先とのデータ通信を行う際にも安心して利用することが可能です。
VPNは海外のものも含めていろんなサービスがリリースされていますが、中でも評判が良いのはExpressVPNではないでしょうか。実際ExpressVPN評判はネットで調べる限りは良い口コミも多く、セキュリティレベルも高いので安心して利用することができるでしょう。
今後はリモートワークはもちろん、好きな場所で好きな時間に仕事をするスタイルが増えてくるかもしれないので、リモートワークに必要な環境は少しずつ揃えておくのもいいのではないでしょうか。